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2026/02/10

【グランドセイコー新作】雪白×9F×33mm|SBGX361・SBGX359のスペック詳細を読み解く

最終更新日:2026年02月10日
この記事は約9分ぐらいで読めます

 

グランドセイコーから、待望の33mm雪白モデルが発表されました。

SBGX361(雪白ブルー)とSBGX359(雪白)——9Fクオーツを搭載し、厚さわずか9.1mmという薄型ケースに収めたエレガンスコレクションです。

これまで雪白ダイヤルといえば、スプリングドライブの大型モデルが中心でした。「雪白は好きだが、自分には少し大きい」「もっと袖口に収まる上品なサイズはないか」——そんな声に応える、新たな選択肢の登場です。

それでは、発表されたスペックを詳しく見ていきましょう。


33mmという選択——SBGX361・SBGX359のスペック詳細

SBGX361・SBGX359

① サイズ感:33mm×39.7mm×9.1mm

横33.0mm、縦39.7mmというサイズ感は、現代の時計市場では「ボーイズサイズ」または「ユニセックス」に分類されます。

しかし、40代・50代の時計愛好家にとって、このサイズは「ヴィンテージの名機」を彷彿とさせる黄金比です。初代グランドセイコー(1960年)のケース径は35mm、1960〜70年代のキングセイコーやロードマーベルも34〜36mmが主流でした。

厚さ9.1mmという数値も注目ポイントです。これは、ドレスウォッチとして袖口にスムーズに収まる理想的な薄さです。スペックを見る限りは、シャツやジャケットの布地に十分、干渉しない設計になっている思います。

② 搭載ムーブメント:9F51(ノンデイト)

SBGX361・SBGX359

今回の新作には、カレンダー(日付)のない9F51が採用されています。

これは、文字盤の「雪白」テクスチャーを一切邪魔させないという意図が感じられます。3時位置にカレンダー窓がないことで、文字盤全体が完全に左右対称となり、均整の取れた美しさが生まれるはずです。

これまでの雪白モデルではデイト表示やパワーリザーブインジケーターがあり、ここまでシンプルなデザインは初めてかと思います。

カレンダーがないことで日常の操作性に不便を感じる方もいるかもしれません。しかし、スマートフォンや他の時計で日付を確認する現代において、「時刻の美しさ」だけを追求した時計という選択肢は、むしろ新鮮とも言えます。

③ 文字盤バリエーション:雪白と雪白ブルー

今回は2つのカラー展開です。

  • SBGX359(雪白):従来からある純白の雪白ダイヤル
  • SBGX361(雪白ブルー):青みを帯びた新解釈の雪白

特にSBGX361の「雪白ブルー」は、夕暮れ時の雪面や、深夜の月明かりに照らされた静寂を想起させる色合いと推測されます。ブルーは知性と冷静さを象徴する色。落ち着いた大人の方に似合うカラーリングになるのではないでしょうか。

④ ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)

従来モデルのボックス型サファイアから、デュアルカーブサファイアへ変更されています。これにより、より現代的で歪みの少ない視認性が実現されているはずです。

⑤ 防水性能:日常生活用防水

日常生活用防水(3気圧相当)です。ドレスウォッチとしての位置づけであれば十分です。日常的な使い方であれば全く問題ない範囲です。

⑥ 重量・ケース素材:ステンレス

SBGX361・SBGX359

重量は公表されていませんが、33mm×9.1mmという薄型ケースから推測すると、非常に軽量な着け心地になると予想されます。

ケース素材はステンレス。ザラツ研磨が施されているため、グランドセイコーらしい鏡面の輝きが期待できます。

⑦ 価格・発売時期

SBGX359(雪白)・SBGX361(雪白ブルー)ともに、440,000円(税込)で、2026年4月発売予定となっています。

同じ9Fクオーツを搭載する既存モデルと比較すると、コンパクトサイズでありながら、雪白文字盤の美しさと9F51という新開発ムーブメントを搭載したモデルとして、適正な価格設定と言えるでしょう。

グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロン及びグランドセイコーマスターショップでの取り扱いとなります。

SBGX361・SBGX359


既存モデルとの違いは?スペック比較から見える立ち位置

既存の人気モデルと比較することで、新作SBGX361/359の立ち位置が明確になります。

SBGX353(クオーツ)との比較

SBGX353

同じ9Fクオーツを搭載する「SBGX353(雪白ブルー文字盤)」との比較です。

項目 SBGX353(既存モデル) SBGX361/359(新作)
ケース幅 34.0mm 33.0mm
ケース縦 41.5mm 39.7mm
ケース厚 10.7mm 9.1mm
ムーブメント 9F61(ノンデイト) 9F51(ノンデイト)
ガラス ボックス型サファイア デュアルカーブサファイア
文字盤 雪白ブルー 雪白 / 雪白ブルー
ストラップ クロコダイル クロコダイル

ケース幅1mm、縦1.8mm、厚さ1.6mmの差——数値上はわずかですが、実機では驚くほどの凝縮感が生まれるはずです。

特に厚さ10.7mmから9.1mmへの変化は、装着感において劇的な違いを生む可能性があります。シャツの袖口に「隠れる」のではなく「同化する」ような一体感——これが新作の最大の魅力になると予想しています。

SBGA211(雪白スプリングドライブ)との比較

SBGA211

雪白文字盤の定番として人気の高い「SBGA211」との比較です。

項目 SBGA211(雪白SD) SBGX361/359(新作)
ケース幅 41.0mm 33.0mm
ケース縦 49.0mm 39.7mm
ケース厚 12.5mm 9.1mm
ムーブメント スプリングドライブ 9R65 9Fクオーツ 9F51
精度 月差±15秒 年差±10秒
パワーリザーブ 約72時間 電池寿命約3年
秒針 スイープ運針 1秒運針
ケース素材 ブライトチタン ステンレス
文字盤 雪白 雪白 / 雪白ブルー

8.0mm幅の差、9.3mm縦の差、3.4mm厚の差——SBGA211と比較すると、新作の「コンパクトさ」が際立ちます。

SBGA211は41.0mmという存在感のあるサイズで、スプリングドライブの滑らかな秒針が魅力です。一方、新作SBGX361/359は33mmという控えめなサイズで、9Fクオーツの圧倒的な精度と実用性を追求しています。

同じ「雪白」でも、まったく異なるキャラクター——SBGA211が「存在感のある芸術品」なら、新作は「日常に溶け込む実用美」と言えるでしょう。

どちらを選ぶかは、「雪白をどう楽しみたいか」という価値観次第です。大きなキャンバスで雪白を堪能したいならSBGA211、小さく上品に楽しみたいなら新作SBGX361/359——という選択になると推測されます。

また、カレンダーがないことで文字盤全体がシンメトリーになり、「雪白」のテクスチャーを鑑賞するためのキャンバスとして最適化されています。


このモデルに搭載される「9F51」とは?——新開発の薄型キャリバー

新作を語る上で、搭載ムーブメント「9F51」の特別性についても触れておきます。

SBGX361・SBGX359

① 9F史上最薄の新開発キャリバー

9F51は、9Fクオーツの基本性能を維持しながら、さらなる薄型化を実現した新開発のキャリバーです。これにより、33mm×9.1mmという9Fクオーツ史上最小・最薄のケースが可能になりました。

カレンダー機構を省略することで薄型化を達成していますが、9Fクオーツの核となる高精度は継承されています。

② 年差±10秒という圧倒的な精度

通常のクオーツ時計の精度は月差±15秒程度ですが、9Fは年差±10秒を実現しています。

これは、1年間で誤差がわずか10秒以内に収まるということです。機械式時計が1日に数秒の誤差を許容する世界において、9Fは365日でわずか10秒なのです。

③ 1秒運針の美しさ

9Fのもうひとつの特徴が、秒針の「1秒運針」です。通常のクオーツは秒針が細かくステップ運針しますが、9Fは1秒ごとにピタリと止まります。

その瞬間、針が目盛りに完璧に重なる様は、まさに職人技の結晶です。これを可能にしているのが、バックラッシュオートアジャスト機構という独自技術で、針の微細な遊び(ガタツキ)を自動補正しています。

④ 30年の信頼性

9Fキャリバーが誕生したのは1993年。30年以上にわたって進化を続け、現在も年差±10秒という基本性能を守り続けています。

今回の9F51は、カレンダーを省略することで、さらなる薄型化と文字盤の美しさを優先した仕様です。


33mmという選択——近年の大型化トレンドとの違い

SBGX361・SBGX359

近年のグランドセイコーは、文字盤デザインも含めて存在感のあるモデルが多数展開されてきました。40mm超のケース、複雑なダイヤルパターン、GMT機能やパワーリザーブ表示など、機能性と視覚的なインパクトを重視したモデルが中心でした。

そこに登場したのが、今回の33mm雪白モデルです。シンプルな雪白文字盤に、ノンデイト仕様。初代グランドセイコー(1960年)や1960〜70年代のキングセイコー、ロードマーベルなどの名作と通じる、ミニマルでエレガントなデザインです。

サイズの実用的な意味

33mmというサイズは、以下のような実用的なメリットがあると推測されます:

  • 袖口への収まり:ドレスシャツやスーツの袖口にスムーズに収まるサイズ
  • 男女兼用:性別を問わず着用できるユニセックスサイズ
  • ヴィンテージ愛好家:1960〜70年代のクラシックサイズを好む層にも対応

SBGX361・SBGX359

初代グランドセイコーが35mm、当時の名機たちが34〜36mmだったのは、技術的制約ではなく、実用的なサイズ設計の結果です。

今回の33mmは、「大きさ=価値」という近年のトレンドとは異なる選択肢を提示しています。今回の新作ではグランドセイコーが「実用性」と「装着感」を重視した過去の名作たちを思わせる設計を行ったというように受け取れます。


実機入荷が待ち遠しい——今後のレビュー予定

SBGX361・SBGX359

今回の記事では、発表されたスペック情報をもとに、33mm雪白モデルの魅力を読み解いてきました。

しかし、グランドセイコーの真価は、実際に手に取り、腕に乗せてみないとわかりません。

  • 9.1mmの薄さが生む手首との一体感は?
  • カレンダーがないことで生まれる文字盤の完璧なシンメトリーは?
  • 雪白ブルーが光の当たり方でどう表情を変えるか?
  • 33mmというサイズ感は、実際にどんな印象を与えるか?

実機が入荷次第、試着レビュー記事を投稿します。装着感、文字盤の質感、光の当たり方による表情の変化——実際に触れてみないとわからない部分を、詳しくお伝えする予定です。

今から実機を見るのが楽しみです。

非常に注目度の高いモデルのため、発売直後は混雑や品薄が予想されます。入荷を心待ちにされている方も多いかと存じます。

当店では入荷時に優先してご案内を差し上げることも可能ですので、ご検討中の方はどうぞお気軽にお声がけください。

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GRACIS札幌駅前店は、グランドセイコーより限られた取扱店だけに与えられる「グランドセイコーサロン」に認定されています。これは、グランドセイコーの世界観の反映だけでなく、商品知識、サポート品質、販売実績など、総合的に優れているという証です。

北海道最大級の品揃えとして、GRACISでは常時約120モデルのグランドセイコーを展示しています。スプリングドライブ、メカニカル、クオーツ——あらゆるムーブメントと文字盤バリエーションを実際に見比べ、試着していただけます。

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