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2025/12/25

ザ・シチズン機械式時計の魅力|選び方とおすすめモデル解説

最終更新日:2025年12月25日
この記事は約11分ぐらいで読めます

表紙

この記事で知れること

  • ザ・シチズン機械式とは何か
  • Cal.0200/0210ムーブメントの精度と技術
  • 機械式時計愛好家が選ぶ理由
  • おすすめモデルと具体的な選び方
  • 購入前の疑問とアフターサービス

ザシチズン機械式

シチズンが誇る最高峰ブランド「ザ・シチズン」に、2021年から機械式ムーブメントを搭載したモデルが登場し、時計愛好家の注目を集めています。

具体的には、2021年3月7日にCaliber 0200が発表され、搭載モデルは同年の初秋から市場に登場しました。
エコ・ドライブで培った高精度技術を機械式時計にも展開し、 Caliber 0200およびCaliber 0210ムーブメントは平均日差-3〜+5秒という驚異的な精度を実現。

これはスイス公認クロノメーター規格(日差-4〜+6秒)を上回る性能で、日本の時計製造技術の新たな可能性を示しています。

ザ・シチズン機械式は、従来のクォーツ式とは異なる魅力を持ちながらも、 シチズンらしい実用性と精度を追求したモデルです。
2023年にはCaliber 0210が導入され、Caliber 0200からさらなる進化を遂げています。
この精度と品質のバランスは非常に魅力的で、機械式時計入門者から上級者まで幅広くおすすめできるモデルです。

ザ・シチズン機械式とは|30周年を迎えた最高峰の技術

ザシチズン機械式2025

シチズン最高峰ブランドの歴史と理念

ザ・シチズンは1995年に「市民に愛され、市民に貢献する」という哲学のもと誕生した、シチズン最高峰のブランドです。
2021年までは主に光発電エコ・ドライブモデルがコレクションの中心であり、 初期モデルでは年差±5秒という優れた精度を実現していました。
また、長年にわたり光発電エコ・ドライブやスーパーチタニウム素材を核技術としています。

2025年に30周年を迎えるザ・シチズンは、記念モデルとして和紙文字盤を使った限定モデルを発表しています。
イーグルマークは、ザ・シチズンラインにおける品質と技術力の証として知られています。

機械式参入の背景と狙い

裏フタから覗く機械式

これまで光発電エコ・ドライブモデルが中心だったザ・シチズンに機械式時計が登場したのは2021年です。
これは、時計愛好家からの要望に応え、光発電技術で培った精度管理のノウハウを機械式ムーブメントにも活かすことを目指したものです。

その核となるCaliber 0200は、シチズンにとって11年ぶりとなる新たな機械式ムーブメントであり、 スイスのムーブメントメーカー、ラ・ジュー・ペレとの共同開発によって誕生しました。

この開発は、日本の時計製造における精密な部品生産技術と、 ラ・ジュー・ペレが持つ伝統的な高級機械式時計のノウハウ、装飾技術、美的センスを融合させたものです。

Caliber 0200およびCaliber 0210ムーブメントは、平均日差-3〜+5秒という精度を達成。
これはスイス公認クロノメーター規格(日差-4〜+6秒)を上回る性能で、日本の時計製造技術の高さを世界に示すものとなっています。

また、フリースプラング方式の採用により、長期間にわたる精度維持と安定性を実現し、 従来の緩急針システムと比較して経年変化による精度への影響を大幅に軽減し、 定期的なオーバーホール以外での調整の必要性を最小限に抑えています。

エコ・ドライブとの違いと住み分け

ザ・シチズンのエコ・ドライブモデルは、光によって駆動し電池交換が不要であることに加え、年差±5秒という優れた精度を誇ります。
一方、機械式モデルは、機械が時を刻む鼓動を感じられるアナログ感、手巻きによるゼンマイ巻き上げ、 そして時計本来の複雑さと精緻な美しさを楽しめるのが特徴です。

お客様が両モデルを比較検討される際、エコ・ドライブは高い実用性とメンテナンスフリーを重視する方に、 機械式は時計そのもののメカニズムや所有する喜びを求める方に選ばれる傾向があります。

どちらのモデルもザ・シチズンとしての厳格な品質基準をクリアしており、 お客様のライフスタイルや価値観に合わせて最適な選択が可能です。

Cal.0200/Cal.0210ムーブメントの実力|クロノメーター規格を超える精度

ザシチズンの特徴的な機械式モデル

平均日差-3〜+5秒の超高精度の秘密

Caliber 0200およびCaliber 0210ムーブメントが実現する平均日差-3〜+5秒という精度は、機械式時計として極めて優れた数値です。

この高精度は、シチズンが長年エコ・ドライブで培ってきた精密加工技術と、 ラ・ジュー・ペレから得た伝統的な高級機械式時計のノウハウが融合した結果です。
個々の部品の精度を高めるためにシチズンの技術が活かされ、高度な装飾技術や美的センスが加えられています。

特に調速機構の精度管理には細心の注意が払われ、 ヒゲゼンマイの調整からテンプの重量バランスまで、極めて厳格な基準で製造されています。

さらに、すべてのムーブメントは6つの姿勢と3つの温度レベルで、 17日間にわたる厳格な社内テストプロセスを経ており、品質を保証する「Certificate of Compliance(検定証明書)」が付属します。
南信州高級時計工房での熟練時計師による手作業での組み立てと調整により、 一般的な機械式時計では困難とされる高精度が実現しています。

ムーブメントの仕上げにもこだわりが見られ、サテンブラッシュ仕上げのブリッジにはポリッシュされた面取りが施され、 地板にはペルラージュ仕上げ、ローターには円状のグレイン、サテンブラッシュ、そしてポリッシュされた要素が組み合わされています。

フリースプラング方式による長期安定性

シチズンの機械式フリースプラング

Caliber 0200およびCaliber 0210では、長期的な精度と安定性で知られるフリースプラング方式のテンプを採用しています。
この方式は、従来の緩急針システムと比較して、経年変化による精度への影響を大幅に軽減し、 定期的なオーバーホール以外での精度調整の必要性を最小限に抑えます。

ムーブメントのラインナップとして、Caliber 0200は時刻表示のみのシンプルな3針ムーブメントで、 50メートルの水深に耐える防水性能を備えています。
一方、2023年に発表されたCaliber 0210は、Caliber 0200の基本性能を維持しつつ、 日付表示機能(多くは3時位置)を追加
さらに、10気圧(100メートル)の防水性能へと強化され、実用性が向上しています。
Caliber 0210は、展示用ケースバックからスケルトン化されたローターが見えるモデルも多くあります。
両キャリバーともに60時間のパワーリザーブを持ち、同等の優れた精度性能を発揮します。

南信州高級時計工房での製造工程

ザ・シチズン機械式時計の製造は、シチズンの南信州高級時計工房で行われています。
ここでは、熟練の時計師が手作業で組み立てと調整を行い、 ムーブメントから外装部品までを自社で開発・生産するマニュファクチュール体制を確立しています。
この工房は、クォーツ式の大量生産とは一線を画し、一本一本丁寧に仕上げることで高い品質を維持しています。

工房内では徹底した温度・湿度管理が行われ、精密な部品加工から最終調整まで一貫した品質管理が実施されています。
特に、ムーブメントは複数回の厳格なテストを経て出荷基準をクリアしたもののみが使用され、品質への妥協はありません。

機械式時計愛好家が選ぶ理由|他ブランドとの差別化ポイント

人気の高い硬派モデル

同価格帯スイス製との実用性比較

ザ・シチズン機械式は、同価格帯のスイス製機械式時計と比較して、実用性の面で大きなアドバンテージを持っています。
Caliber 0200/Caliber 0210ムーブメントは、平均日差-3〜+5秒という、 スイス公認クロノメーター規格を上回る圧倒的な精度を実現しています。

防水性能はCaliber 0200が50メートル、Caliber 0210が10気圧(100メートル)と、 日常使いには十分な性能を備え、ビジネスシーンでも安心して着用できます。
ケース素材は主にステンレススチールが採用され、ブラッシュとポリッシュの巧みな組み合わせで仕上げられています。
また、一部のシチズンウォッチには、ステンレススチールにデュラテクト表面硬化技術が適用され、耐傷性が強化されています。

マニュファクチュールとしての価値

ザシチズン_マニファクチュール

ザ・シチズン機械式時計は、ムーブメントから外装部品まで全て自社で開発・製造する自社一貫製造のマニュファクチュールとして、南信州高級時計工房で生産されています。

この体制により、部品レベルからの厳格な品質管理が可能となり、 長期的なメンテナンス体制と部品供給の安定性が確保されています。

シチズンは、エコ・ドライブで培ったデュラテクト表面硬化技術など、独自の技術革新を続けており、 この技術は一部の機械式モデルのステンレススチールケースにも適用され、耐傷性を高めて実用性を向上させています。
この一貫製造体制は、将来的なメンテナンス性と部品供給の安定性において大きなメリットとなります。

GRACISおすすめザ・シチズン機械式4選

【30周年記念モデル】ザ・シチズン NC0201-54A

NC0201-54A

価格:¥715,000

テクスチャーが美しいアイボリーの文字板が印象的な一本です。年差 5秒という驚異的な精度を誇るムーブメントを搭載し、まさに「正確な時」を極限まで追求したザ・シチズンのフラッグシップモデル。エレガントなケースデザインとブレスレットが、着用者の品格を高めます。

<特徴>

  • 年差 5秒の高精度エコ・ドライブムーブメント:光発電技術を用いたムーブメントで、一度フル充電すれば長時間駆動し、極めて高い精度を誇ります。
  • アイボリーのテクスチャ文字板:落ち着いた色味にイーグルの羽ばたきを模したパターンを電鋳で表現。高級感あふれる凹凸パターンであなたの腕元を飾ります。
  • スーパークリアコーティング:ガラスの存在を感じさせないほどの透明度を持つコーティングで、文字板の視認性と美しさを最大限に引き出します。
  • 10気圧防水:日常使いに十分な防水性能を備え、水濡れの心配を軽減します。

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ザ・シチズン NC1000-51E

NC1000-51E

価格:¥880,000

漆黒の文字板と精悍なデザインが、知的な男の腕元を引き締めるメカニカルモデル。自社製ムーブメントCal.0200を搭載し、徹底した品質管理のもとで実現された美しいたたずまいのなかに、平均日差-3秒から+5秒という高精度を両立。まさに「ザ・シチズン」の名にふさわしい永く愛用できる一本です。

<特徴>

  • メカニカルムーブメント Cal.0200:高精度と審美性を両立させたシチズンが誇る機械式ムーブメント。美しく仕上げられたムーブメントはシースルーバックから鑑賞できます。
  • 高精度な日差:平均日差-3秒から+5秒という、機械式時計としては非常に高い精度基準を達成し、安定した正確な時を刻みます。
  • ザラツ研磨:歪みのない美しい鏡面仕上げを施すことで、ケースのエッジと曲線を際立たせ、卓越した高級感を演出します。
  • 10気圧防水:日常のさまざまなシーンでの使用に対応する実用的な防水性能を備えています。

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ザ・シチズン NC1001-58A

NC1001-58A

価格:¥880,000

細部にまでこだわり抜いたザ・シチズンの機械式コレクション。美しい放射状のパターンが施されたホワイトの文字板が、クラシカルかつ洗練された印象を与えます。自社一貫製造のマニュファクチュールとして、部品一つひとつに丁寧な仕上げが施され、平均日差-3秒から+5秒という高精度を実現。永く愛用できる、まさに人生の相棒と呼ぶにふさわしい逸品です。

<特徴>

  • メカニカルムーブメント Cal.0200:高精度と審美性を融合させたシチズン自慢の機械式ムーブメントを搭載。安定した高精度を実現しています。
  • 高精度な日差:平均日差-3秒から+5秒という厳格な基準をクリアし、機械式時計としてはトップクラスの精度を誇ります。
  • ザラツ研磨:歪みのない鏡面を追求した研磨技術により、ケースのエッジが際立ち、端正で美しいフォルムを実現しています。
  • シースルーバック:裏蓋から、丁寧に仕上げられたムーブメントの動きを鑑賞することができ、機械式時計の魅力を堪能できます。

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ザ・シチズン NC0207-07A

NC0207-07A

価格:¥880,000

年差 5秒という驚異的な精度を誇る、ハイエンドなエコ・ドライブモデルです。日本の伝統美、土佐和紙の温かみのあるテクスチャーが美しいアイボリーの文字板が、落ち着いたエレガンスを演出。しなやかなレザーバンドが快適な装着感を提供し、ビジネスからカジュアルまで、所有する喜びを感じさせる一本です。

<特徴>

  • 年差 5秒の高精度エコ・ドライブムーブメント:光をエネルギーに変換し、一般的なクオーツ時計を遥かに凌ぐ極限の精度を実現しています。
  • 艶やかなセラミックベゼル:純白の文字盤と対をなす艶やかな漆黒は配されたセラミック製ベゼル。素材はジルコニアセラミックスで耐久性も抜群。
  • スーパークリアコーティング:ガラスの反射を抑え、どの角度からでも文字板をクリアに視認できる高い透明度を実現しています。
  • 限定デザイン:特定の販売店でのみ取り扱われる特別なモデルであり、希少性とコレクション価値を高めています。

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よくある質問

Q1: ザ・シチズン機械式の精度は?

A1: 平均日差-3〜+5秒という精度は実使用でも安定しています。フリースプラング方式により長期間の精度維持が可能で、当店で扱っているお客様からも精度に関するトラブルのご相談はほとんどありません。クロノメーター規格を上回る性能は、日常使いでも実感していただけます。

Q2: 同価格帯のスイス製機械式と比較してどちらがおすすめですか?

A2: 実用性を重視される方には、ザ・シチズン機械式をおすすめします。その精度の高さ、主にステンレススチールを採用したケースにデュラテクト加工が施されたモデルの耐傷性、そして国内の充実したメンテナンス体制など、日常使いでのメリットが多いためです。ブランドステータスやデザインを重視される方は、実物を比較してご判断いただくのが最適でしょう。

Q3: エコ・ドライブと機械式、どちらを選ぶべきでしょうか?

A3: 実用性重視ならエコ・ドライブ、時計本来の楽しみを求めるなら機械式がおすすめです。エコ・ドライブは年差±5秒とメンテナンスフリーが魅力、機械式は手巻きの楽しみと機械の鼓動を感じられることが魅力です。ライフスタイルや時計への価値観で選択されることをおすすめします。

Q4: Cal.0200とCal.0210の違いと選び方を教えてください

A4: Cal.0200は時分秒のみのシンプルな3針、Cal.0210は日付表示付きです。精度性能は同等で、防水性能はCal.0210が10気圧に強化されています。日付表示の必要性と価格差を考慮して選択されることをおすすめします。どちらもフリースプラング方式による高精度を実現しています。

ザ・シチズン機械式の結論

ザシチズンの機械式まとめ

ザ・シチズン機械式は、日本の時計製造技術の高さを示す優れたモデルです。Cal.0200/Cal.0210ムーブメントによる平均日差-3〜+5秒という驚異的な精度は、機械式時計の常識を覆すものであり、クロノメーター規格を上回る性能を実現しています。

エコ・ドライブで培った精密技術を機械式にも展開し、フリースプラング方式による長期安定性、国内メンテナンス体制による安心感など、実用性の高さが大きな魅力となっています。80万円前後という価格帯で、この精度と品質を実現しているモデルは他に類を見ません。

機械式時計愛好家はもちろん、初めて機械式時計を購入される方にもおすすめできるザ・シチズン機械式。30周年を迎えるザ・シチズンの新たな挑戦として、今後のさらなる進化にも期待が集まります。日本製機械式時計の可能性を感じていただけるモデルとして、ぜひ一度実物をご覧いただければと思います。


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