2025/12/16
シチズン エコ・ドライブ ワンに待望の新作が3モデル登場

目次
シチズン エコ・ドライブ ワンに待望の新作が3モデル登場
シチズン エコ・ドライブ ワンとは?
世界最薄クラスの光発電ムーブメント
薄さと耐久性を両立する素材
新作モデル①:AQ5010-01A – レトロなホワイト×ブラック
1970年代を思わせるクラシカルなデザイン
極薄ケースとデュラテクトプラチナ
ブラックのワニ革ストラップ
スペック(AQ5010-01A)
新作モデル②:AQ5022-02L – アンバーイエロー×ダークブルー
深みのあるブルー文字板が印象的
デュラテクトアンバーイエロー加工
スペック(AQ5022-02L)
新作モデル③:AQ5024-07A – 和紙文字盤の上品な佇まい
ザ・シチズンの技術がエコ・ドライブ ワンに
土佐和紙「典具帖紙」が織りなす表情
ピンクゴールド色のケースとダークブラウンの革バンド
スペック(AQ5024-07A)
3モデルの比較:どれを選ぶべき?
デザインの違い
こんな方におすすめ
エコ・ドライブ ワンの魅力を再確認
電池交換不要の実用性
極薄ケースがもたらす着け心地
長く使える耐久性
まとめ:新作3モデルをお見逃しなく
シチズン エコ・ドライブ ワンに待望の新作が3モデル登場
2025年12月、シチズンのフラッグシップライン「エコ・ドライブ ワン」から、待望の新作モデルが3型登場しました。 エコ・ドライブ ワンといえば、世界最薄クラスの光発電ムーブメントを搭載した、シチズンの技術力を象徴するシリーズです。
札幌でシチズン正規取扱店として多くのお客様にエコ・ドライブ ワンをご紹介してきましたが、その圧倒的な薄さと、光発電による実用性の高さには、いつも驚かされます。 今回登場した3つのモデルは、いずれも厚さ4.5mmという極薄ケースを採用しながら、それぞれ異なる個性を持ったデザインが特徴的です。
本記事では、シチズン エコ・ドライブ ワンの新作「AQ5010-01A」「AQ5022-02L」「AQ5024-07A」について、時計専門店の視点から詳しくご紹介します。
シチズン エコ・ドライブ ワンとは?

世界最薄クラスの光発電ムーブメント
まず、エコ・ドライブ ワンというシリーズについて、簡単にご説明します。 エコ・ドライブ ワンは、シチズンが誇る「光発電エコ・ドライブ」技術と、極限まで追求した薄型設計を両立させたフラッグシップモデルです。
一般的なクオーツ時計は定期的な電池交換が必要ですが、エコ・ドライブは光を電気エネルギーに変換するため、電池交換が不要。これだけでも十分に画期的なのですが、エコ・ドライブ ワンはさらに「薄さ」という技術的な挑戦を加えています。 ムーブメントの厚さはわずか1.00mm。これは世界最薄クラスの光発電ムーブメントです。
薄さと耐久性を両立する素材
「薄い時計は壊れやすいのでは?」 これは、店頭でもよくいただく質問です。 確かに、薄型時計は一般的に強度面で課題があります。しかし、エコ・ドライブ ワンは違います。
ケースにはサーメットやバインダレス超硬合金といった、硬度の高い素材を採用。さらに、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を加工することで、傷に強く、長く美しい状態を保つことができるのです。 薄さと耐久性を両立させた、まさに技術の結晶と言えるでしょう。
新作モデル①:AQ5010-01A – レトロなホワイト×ブラック

1970年代を思わせるクラシカルなデザイン
まず1本目は、「AQ5010-01A」です。 このモデルの最大の特徴は、ホワイトの文字板とブラックのスモールセコンドという、はっきりとしたコントラストです。 文字板は艶消し仕上げのホワイトを基調とし、6時位置のスモールセコンドには漆黒の色調を配置。
白と黒の明確な対比が、シックな雰囲気を演出しています。 インデックスと針はゴールドカラーで統一され、ミニマルながらも鋭いデザインに仕上がっているんです。このモデルを初めて見たとき、レトロなデザインの魅力に改めて気づかされました。
キングセイコーともまた異なるシックなデザイン表現は70年代のレトロテイストを想起させるデザイン。スーツに合わせても浮きすぎず個性を見せてくれる特徴的なデザインです。
極薄ケースとデュラテクトプラチナ

ケースはステンレススチール製で、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクトプラチナ」を加工。 サイズは直径36.6mm × 厚さ4.5mm(設計値)という極薄設計です。 4.5mmという厚さがどれほど薄いかというと、一般的なクオーツ時計が7〜9mm程度であることを考えれば、その薄さが際立っているのではないでしょうか。 風防にはサファイアクリスタルを採用し、クラリティ・コーティングが施されています。これにより、文字板の視認性が非常に高く、どの角度から見ても美しい表情を見せてくれます。
ブラックのワニ革ストラップ
ストラップはブラックのワニ革。文字板のホワイト×ブラックと連動したカラーリングで、統一感のある仕上がりです。 ワニ革特有の質感が、薄型ケースと組み合わさることで、エレガントでありながら存在感のある印象を与えてくれます。
スペック(AQ5010-01A)

| 型番 | AQ5010-01A |
|---|---|
| ケース素材 | ステンレススチール(デュラテクトプラチナ) |
| ケースサイズ | 直径36.6mm × 厚さ4.5mm(設計値) |
| 風防 | サファイアクリスタル(クラリティ・コーティング) |
| ストラップ | ワニ革(ブラック) |
| 防水性能 | 日常生活用防水 |
| ムーブメント | クォーツ式「キャリバー 8845」(光発電エコ・ドライブ) |
| 価格 | 363,000円(税込|2025年12月現在) |
| 限定本数 | 160本限定 |
新作モデル②:AQ5022-02L – アンバーイエロー×ダークブルー

深みのあるブルー文字板が印象的
2本目は、「AQ5022-02L」です。 このモデルは、アンバーイエローのケースとダークブルーの文字板という、独特のカラーリングが特徴です。 深みのあるブルーの文字板には、落ち着いたゴールドカラーのインデックスと針を配置。上記のAQ5010-01Aとはまた違った、クラシカルで温かみのある雰囲気が印象的です。
時分針には鏡面と艶消しを使い分けた仕上げが施されており、視認性にも配慮されています。 公式の画像などを見るとパキッとした強い青の文字盤という風に見え、アンバーイエローのケースとのセットだと印象が弱いようにも感じるかもしれませんが、実物を見たときに、その印象は完全に覆されます。
深いブルーの文字板は大人っぽく光を反射し輝くケースに上品さを与えてくれるような印象です。そのおかげで写真で見るほど派手すぎず、確かな存在感を見せてくれます。この絶妙なバランスが、エコ・ドライブ ワンの新たな魅力を引き出しているんじゃないかと思います。
デュラテクトアンバーイエロー加工

ケースはステンレススチール製で、「デュラテクトアンバーイエロー」を加工。 AQ5010-01Aと同様に、直径36.6mm × 厚さ4.5mmという極薄設計です。 アンバーイエローという色味は、光の当たり方によって微妙に表情を変えるため、日ごろ着けていても新しい表情を見せてくれそうです。
ストラップはこちらもワニ革。ケースとのカラーバランスを考慮した配色で、統一感のある仕上がりになっています。
スペック(AQ5022-02L)

| 型番 | AQ5022-02L |
|---|---|
| ケース素材 | ステンレススチール(デュラテクトアンバーイエロー) |
| ケースサイズ | 直径36.6mm × 厚さ4.5mm(設計値) |
| 風防 | サファイアクリスタル(クラリティ・コーティング) |
| ストラップ | ワニ革 |
| 防水性能 | 日常生活用防水 |
| ムーブメント | クォーツ式「キャリバー 8845」(光発電エコ・ドライブ) |
| 価格 | 363,000円(税込|2025年12月現在) |
| 限定本数 | 250本限定 |
新作モデル③:AQ5024-07A – 和紙文字盤の上品な佇まい

ザ・シチズンの技術がエコ・ドライブ ワンに
そして3本目は、「AQ5024-07A」です。 このモデルで最も驚いたのは、文字盤に和紙を使っているという点です。 シチズンのプレミアムラインである「ザ・シチズン」で主に使われる技術が、エコ・ドライブ ワンに搭載されたんです。 ソリッドな文字盤が多いエコ・ドライブ ワンに、柔らかでマットな印象の文字盤が誕生しました。
土佐和紙「典具帖紙」が織りなす表情
文字盤には、日本の伝統工芸である土佐和紙「典具帖紙(てんぐじょうし)」を採用。 和紙独特の風合いは、角度によって表情を変えるため、見るたびに新しい印象を与えてくれます。
無駄を削ぎ落とした薄型フォルムとの調和を追求し、6時位置に配したスモールセコンドはインデックスを短くするなど、ミニマルな要素でまとめられています。 実物を見たとき、「これまでのエコ・ドライブ ワンとは違う質感だな」と感じました。ソリッドで硬質な印象の強かったエコ・ドライブ ワンに、温かみと柔らかさが加わった印象です。
ピンクゴールド色のケースとダークブラウンの革バンド

ケースはステンレススチール製で、「デュラテクトピンク」(ピンクゴールド色)加工が施されています。 ケースサイズは他の2モデルと同じく直径36.6mm × 厚さ4.5mm。 革バンドはクラシカルなニュアンスが際立つダークブラウン。
和紙の文字盤とピンクゴールド色のケースとの組み合わせが、上品でノスタルジックな魅力を漂わせています。 中留のCITIZENロゴ部分は、バッジ付き仕様にリニューアルされており、細部へのこだわりも感じられます。
ピンクゴールドというとレディースのような印象を受けそうですが、和紙文字盤の柔らかな白文字盤とブラウンのベルトによって前述の2型とは違って優しい印象の知的さを与えてくれます。
スペック(AQ5024-07A)

| 型番 | AQ5024-07A |
|---|---|
| ケース素材 | ステンレススチール(デュラテクトピンク/ピンクゴールド色) |
| ケースサイズ | 直径36.6mm × 厚さ4.5mm(設計値) |
| 風防 | サファイアクリスタル(クラリティ・コーティング) |
| ストラップ | ワニ革(ダークブラウン) |
| 防水性能 | 日常生活用防水 |
| ムーブメント | クォーツ式「キャリバー 8845」(光発電エコ・ドライブ) |
| 文字盤 | 和紙文字盤(土佐和紙「典具帖紙」) |
| 価格 | 363,000円(税込|2025年12月現在) |
| 備考 | 中留バッジ付き仕様 |
3モデルの比較:どれを選ぶべき?
デザインの違い
3つのモデルは、価格(363,000円)とケースサイズ(直径36.6mm × 厚さ4.5mm)は共通していますが、デザインの方向性が大きく異なります。
AQ5010-01Aは、ホワイト×ブラックにゴールドのインデックスという個性的な配色。こちらは「人と被りたくない」「自分だけの一本が欲しい」という方に向いているかもしれません。
一方、AQ5022-02Lは、アンバーイエロー×ダークブルーというクラシカルな配色で、どんなシーンにも合わせやすい汎用性の高さが魅力です。スーツにもカジュアルにも合わせやすく、「初めてのエコ・ドライブ ワン」として選びやすいモデルではないでしょうか。
AQ5024-07Aは、和紙文字盤とピンクゴールド色のケースという、上品で温かみのある組み合わせ。日本の伝統工芸を現代の時計に取り入れたモデルとして、「和の美意識」を大切にする方におすすめです。 限定本数は、AQ5010-01Aが160本、AQ5022-02Lが250本、AQ5024-07Aは限定ではなく通常モデルとなります。
こんな方におすすめ
AQ5010-01Aをおすすめしたい方:
- ● 個性的なカラーリングが好きな方
- ● 人と被らない時計を探している方
- ● シンプルながら存在感のある時計を探している方
- ● より希少性の高い限定モデルが欲しい方(160本限定)
AQ5022-02Lをおすすめしたい方:
- ● クラシカルで汎用性の高いデザインを求める方
- ● ビジネスシーンでも使いやすい時計が欲しい方
- ● ノスタルジックで温かみのあるデザインに惹かれる方
- ● ブルー文字板のコレクションを増やしたい方
AQ5024-07Aをおすすめしたい方:
- ● 和の美意識を大切にする方
- ● 文字盤の質感にこだわりたい方
- ● ザ・シチズンの和紙文字盤に興味がある方
- ● ピンクゴールド色のケースが好きな方
- ● 限定モデルではなく、じっくり検討したい方
エコ・ドライブ ワンの魅力を再確認
電池交換不要の実用性
改めて、エコ・ドライブ ワンの魅力をお伝えします。 最大の魅力は、やはり光発電による電池交換不要という実用性です。 「高級時計を買ったはいいけど、電池交換のタイミングを逃して止まってしまった」 こんな経験、ありませんか?
店頭でもこういったお悩みをよく伺います。 エコ・ドライブなら、日常の光(蛍光灯や太陽光)で充電されるため、電池交換の心配がありません。フル充電の状態であれば、暗闇でも約6ヶ月間動き続けます。 これは、忙しい現代人にとって大きなメリットではないでしょうか。
極薄ケースがもたらす着け心地

もう一つの魅力は、厚さ4.5mmという極薄ケースです。 薄い時計の良さは、実際に腕に着けてみないとなかなか伝わりにくいのですが、「時計を着けている感覚がほとんどない」というのが正直な感想です。
スーツの袖口にもスマートに収まりますし、腕を動かしたときの引っかかりもありません。時計が薄いと、全体的に洗練された印象を与えてくれるんですよね。
もちろん付けていることによる重さ、ストレスなど皆無なのが嬉しい点です。
長く使える耐久性
「薄い時計は壊れやすそう」 これは本当によく聞く声です。でも、エコ・ドライブ ワンは違います。 サーメットやバインダレス超硬合金といった硬度の高い素材を採用し、さらにデュラテクト加工を施すことで、傷に強く、長く美しい状態を保てます。
「高い時計を買うなら、長く使えるものがいい」 これは誰もが思うことでしょう。エコ・ドライブ ワンは、まさにその期待に応えてくれる時計だと思います。
まとめ:新作3モデルをお見逃しなく
シチズン エコ・ドライブ ワンの新作3モデル、AQ5010-01A、AQ5022-02L、そしてAQ5024-07A。
いずれも、世界最薄クラスの光発電ムーブメントを搭載し、それぞれ異なる魅力を持った個性的なモデルです。AQ5010-01Aは160本限定、AQ5022-02Lは250本限定と、数量限定での販売となります。
AQ5024-07Aは通常モデルですが、和紙文字盤という特別な仕様となっております。 当店では、エコ・ドライブ ワンというシリーズを通じて、「薄型時計」の魅力をたくさんのお客様にお伝えしてきました。
技術力と美しさ、そして実用性を兼ね備えた、まさに理想的な時計だと思います。 店頭では実際に手に取ってご覧いただけますので、ぜひその薄さと美しさを体感してみてください。 GRACIS札幌駅前店では、シチズンの正規取扱店として、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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