今さら聞けない！ブライトリング「トップタイム」とは？その魅力と歴史を解説

ブライトリングの時計と聞くと、多くの人が頑丈で高性能なパイロットウォッチやダイバーズウォッチを思い浮かべるでしょう。しかし、ブライトリングの魅力はそれだけではありません。今回は、そのスポーティーで個性的なスタイルで、熱い注目を浴びている**「トップタイム」**について、その魅力と歴史を深掘りしていきます。

60年代のカウンターカルチャーが生んだ異端児

「トップタイム」は、1960年代の若者のトレンドやライフスタイルを反映して誕生しました。当時のブライトリングの経営者だったウィリー・ブライトリングは、従来のプロフェッショナル向けツールウォッチとは一線を画す、若くて活動的な世代に向けたスタイリッシュなクロノグラフを考案します。

この時代の若者たちは、既存の価値観に縛られず、自由な発想やカウンターカルチャーを求めていました。自動車やバイク、ファッションなど、自分らしさを表現するアイテムにこだわった彼らにとって、トップタイムはまさに理想的な存在でした。スポーティーでありながら、ドレッシーな雰囲気も兼ね備えたそのデザインは、瞬く間に若者たちの間で人気を博しました。

コラボレーションで花開いた新たな魅力

トップタイムは、その誕生から一貫して「遊び心」を大切にしてきました。近年、その個性をさらに際立たせているのが、さまざまなブランドとのユニークなコラボレーションです。中でも特に人気を集めているのが、オーストラリア発のライフスタイルブランド「デウス・エクス・マキナ（Deus Ex Machina）」とのコラボレーションモデルです。

デウスは、モーターサイクル、サーフィン、スケートボードといったライフスタイルを通じて、独自のカルチャーを発信しています。このコラボレーションによって生まれた**「トップタイムデウス」**は、パンダダイヤルと呼ばれるブラックのインダイヤルとホワイトの文字盤の組み合わせに、イエローの差し色とデウスのロゴが加わり、遊び心とレトロな雰囲気が融合した唯一無二の存在となっています。

「トップタイム」のここがすごい！3つの魅力

1. レトロモダンなデザインと個性

トップタイムは、ヴィンテージウォッチの雰囲気を現代に蘇らせたレトロなデザインが最大の魅力です。タキメーターの目盛りを文字盤の外周に配置したクリーンなダイヤル、そしてデウスのコラボレーションモデルでは、バイクのタンクを思わせるユニークなインダイヤルが個性を放っています。これらのデザインは、単なる時計ではなく、身につける人のスタイルを表現するアクセサリーのような役割を果たします。